産休・育休を経て、保育園も無事に決まりいよいよ復職・・・
久しぶりの仕事にドキドキワクワク、緊張、不安、なるようになれー!など、
とにかくいろいろな感情があると思います。
私も、不安と緊張半分、楽しみ半分、
(いや、楽しみはだいぶ少なかったかな?)
とにかく複雑な気持ちだったことは覚えています。
そんな気持ちを抱えて飛び込んだワーママ生活。
「これ、おもてたんとちゃう!」ということも少なくありませんでした。
そのギャップに苦しみ悩んだ時期がありました。
こちらの記事では、
そのなかでも特に印象的だったことを3つ、ご紹介したいと思います。
育休から復職するあなたに知っておいてほしい3つの心得
慣らし保育は、無いものと心得よ!
保育園に通い始めてから1年間は、とにかくよく風邪をひく!
と、ウワサには聞いていました。
しかしそれが、慣らし保育3日目にやってくるとは・・・
最大の「おもてたんとちゃう!」が、この慣らし保育です。
私の住む自治体のルールが、保育園入園から14日以内の復職、ということだったので、
慣らし保育の日数は土日を除いて10日間あったのですが、
行けたの最初の2日だけ・・・
3日目から発熱で、慣らし保育どころではなくなってしまいました。
私としては慣らし保育期間は
仕事が始まるまでの貴重な、数年ぶりにやってきた1人時間!と思っていたので、
その予定が見事に崩れ去り、悲しい限りでした。
振り返っている今だからこんな風に書けているのですが、当時は、
息子の発熱におろおろするし、
慣らし保育が進まなくて仕事どうしよう(白目)だし、
精神的にかーなーりー、追い詰められていました。
その後はと言うと、
復職日にようやく登園し、
会社に事情を説明して、
その後もしばらくシフト調整しまくりの超短時間勤務にしてもらったりして、
なんとか保育園生活&仕事をスタートさせることができましたとさ。
知り合いに聞くと、
「うちは問題なく行けてるよ~フフ~」
なんていう答えが返ってくることもあるので、
本当に個人差があることですが、
私のように「1人時間〜イェーイ!」と思っていると、
そうならなかった時にけっこうショックです。
予想以上に仕事ができなくなっていることに驚くなかれ!
本当に、頭も体も動きません!
私は特に、育休を長めにとっていたし、さらに職種も休職直前とは変わったので、
ほぼ7年のブランクがあったこともあり、
かなり苦戦しました。
言いたいことが言えなかったり、
ロボットのような動きになってしまったり・・・
覚えることもたくさんあって、
でも年齢を重ねた分、
昔のようにスムーズにいかないこともストレスでした。
仕事がどさーっとやってきた時も、
休職前なら優先順位をつけてパパパパッと(汗だくにはなりながらも)
処理できていたものが、全くできない。
マルチタスクなら育休中も、
というか育休中こそ求められ、磨き続けたスキルのはずで、
むしろ、「自分レベルアップした!」とまで思っていたのに。
でもまぁ大丈夫、それが普通です。
そういうものだと受け止めて、
ご自身のペースで、働くことの感覚を取り戻していってください。
育休中に培ったマルチタスク能力を、
必ず活かせるようになる瞬間がやってきます!
キャリアについては、長い目で見て考えるべし!
復職前の私は、
とにかく給料がもらえればOK、
子育て優先したいし、昔みたいに長時間労働なんてできないし、
仕事はほどほどに、マイペースに!
ほんまにアカンかったら、辞めるのもあり!
と思っていました。
それが、働き始めるとやはり、
仕事って楽しい!の気持ちが蘇ってくるんですよね。
子育て中には皆無だった、
「人の役に立ってる感」や、「自分ってこんなこともできるんだ感」があって、
つい、もっと仕事がんばりたい!と欲張りな自分が顔を出してくるんです。
でも、
「いつ休むかわからないから、大きな仕事は任せられない」という雰囲気があったりして、
現実と理想のギャップにモヤモヤが止まりませんでした。
休職前には、ある程度責任のある仕事をしていたという自負があるがゆえに、
「キャリアとは・・・?」
とふと考えてしまう瞬間がありました。
「満足に働けない自分、認められない自分、アカーン」なんて思っていたんですよね。
結局、その他にもいろいろ重なって、退職を選び、
今も全く後悔はしていないのですが、
その時の自分に声をかけるとすれば、
「アカンこと全然ない、十分がんばってるよ!!!」
ということを言いたいと思います。
めまぐるしい生活の変化に、仕事に育児にとてつもなくハードな日々。
ホッと一息つく暇もなく過ごしていて、
「今」しか見えなくなっていました。
長~い目で、もう少し先のことを見ることができれば、
また違った答えになっていたかもしれません。
将来のこと・これからどんな風に過ごしたいかが見えると、
不思議なことに「今」どうしたいか・どうすればいいのかがわかってくるのですよね。
このことに気づけただけでも、悩んだ価値はあった!と思っています。
少しだけ、頭をやわらかくして考えられるようになりました。
長い目で見て、なんとか踏ん張るのも良し、転職も良し、
それがどんな選択でも素晴らしい。
まとめ〜復職後の理想と現実にはギャップがあって当たり前
理想と現実のギャップというのは、
復職後に限らず、そして仕事だけでなく、
いろいろな場面で本当に当たり前のことなんですが、
それがわからなくなってしまうのが、落とし穴。
もっともっと!とがんばりすぎてしまう方こそ、
「ギャップがある」ということを、トイレに貼り紙をしておくぐらいには意識し続けていただきたいと思います。
復職ライフに幸あれ!
私の経験が、どなたかのところへ届けば嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。