買い物の帰り道、家の近くの交差点で、知り合いに会いました。
その知り合いは0歳児を抱っこ紐で抱え、三輪車に乗った2歳児を連れていました。
2歳児の彼は、私の息子よりも数ヶ月先輩です。
道路に寝転がる2歳児
少し立ち止まり挨拶を交わしたことで、2歳児のスイッチを押してしまったらしく、勢いよく三輪車を降り、かわいい宇宙語でほにゃほにゃと喋りながらあっちへ行きこっちへ行き、し始めます。
知り合いは、抱っこ紐の0歳児を支えながら、どこかへ走り出しそうな2歳児を捕まえます。
聞くと、公園へ遊びに行くところだということ。「三輪車に乗るなら」と約束をして出かけてきたそうですが、もうすでに降りてしまっています。
「〇〇ちゃん(0歳児)一緒やから、乗ってくれないと行けないよ。約束破るならもう帰ろう!」と言われた彼。
乗るのはイヤ、帰るのはもっとイヤ。
引くに引けない様子で、そばにあったお店ののぼりに絡みつき始め、それを怒られた彼はさらにヒートアップ。
ここで、タイトル「寝転がる」の状態へ。
知り合いもお手上げ~で、私にも気を遣ってくれて「放って行ってね~」と言われましたが、私も声をかけた手前、「じゃあ!」と立ち去るわけにもいかず、説得に加わります。
「かっこいい三輪車!乗ってるとこ見せて~」
・・・
「じゃあ、おばちゃん乗ってもいいかな?」
・・・イヤ・・・
「おばちゃんの自転車乗ってみる?」
・・・
3ターンで早くも手が尽きました。あちゃー
自分の子どもなら、よっこらしょと小脇にかかえて連れていくのですが、よその息子さんやったし遠慮したのと、この時は自転車(よりによって後ろのカゴに息子2歳が入っていた)があったので、いったん駐輪場へ向かうことに。
自転車を停めて大急ぎで現場へ戻ると、彼は無事に立ち上がり公園へ向かって歩みを進めていました。(三輪車を自分で押すスタイルになっていました。)
あの態勢から気持ちを切り替えて、えらいっ!
お母さん、お疲れさま。幼子を2人育てることの果てしなさを感じました。
すごい、すごすぎる。
そして私は、その後ろ姿を見つめながら、気づけば、マスクの内側が汗だくでした。
寝転んだのは自分の息子ではなかったのですが、どっと疲れました。
イヤイヤ期のピークが不安
息子は今のところ、外で寝転がってごねるということはまだありません。
数か月後には、息子もあのようになるのか・・・
今の息子と過ごす時間もけっこうつらいと思っていたけど、まだまだ序の口なのか・・・
やっていけるのか、自分・・・
と、少しだけ不安です。成長の証ではあるけれども。
そして、もし私ならこの状態で2人を育てるのは無理やな、と思ってしまいました。
今子どもは1人しかいないから、そんなことは考えなくてもいいんやけど、心のどこかで子どもは何人か欲しいなという希望があるので、羨ましい気もしたりして・・・
でもやっぱり2人育児は大変!と言い聞かせるけど、少しもやもやも残ります。
イヤイヤ期は不安ですが、ありのままを受け入れていくしかない。
考えすぎないようにします。
お手上げになればしかたがないです。よね。
一番には、できるだけ私自身が機嫌よくいられるようにしたいなぁと思います。
ベビーサインとイヤイヤ期
ベビーサインをやっていると、「言葉が話せない赤ちゃんにも、言いたいことはちゃんとある」ということを体感できるので、イヤイヤ期ではっきりした主張が出てくることも納得しやすい、というような話を聞いたことがあります。
結局ベビーサインの数はそこまで増やせなかったけど、その感覚はなんとなく理解できる。大丈夫、かなぁ。いや、考えるのはやめる。