早いもので、1月も半分が過ぎました。
もはやお正月の「お」の字も感じられないですが、
栗きんとんを作ってみました。
しかし、わが家には息子1歳9ヶ月がおります・・
最近は私が台所へ行くと、
「パン、パン(パンくれ!)」
と言いながら追いかけてくる息子の手を振り切って、
これまでに作ったこともない栗きんとんなぞ、
作ることができるのか!?
ぜひ結末を見届けていただければと思います。
栗きんとんを作ろうと思いたった理由
今回私が、「作ろう!」と思った理由は、次の6つ。
1、今年はおせちを食べていない
2020年の元日は、「無理すんの、やーめたっ!」ってことで、
恒例の義実家訪問は1回休みを発動。
親孝行&おじいちゃん孝行を夫と息子にまかせ、
1人でゆるーく自宅で過ごしたため、おせちは食べませんでした。
おせちを食べなかったお正月については、こちら
2、実は料理が好き
日々の育児にバタバタであまりできていないけど、本当は料理が好き!
ひとつひとつの工程をクリアしていくゲームのようであり、
何もかも忘れて集中することでストレス発散にもなり
(ここが今の状況では、いちばん難しい・・・)、
美味しくできた時の達成感たるや!
産休に入ってから2年、
コンスタントに台所に立つようになり、
ようやく包丁さばきもサマになってきたもんだから、よけいにね。
3、おせちを手作りできる人になりたい
私のちょっとした、夢です。
がんばって作って、インスタ映えしたい。
4、芋も栗も大好き!
栗きんとんと言うけど、実はこれ、
ほとんどさつまいもなんですよね。
私にとっては、夢のような食べ物!
5、食べたかったから
好きなので食べたかった、
現場からは以上です。
6、この日ちょうど、作る気力と体力があった
これが一番重要な理由かもしれない。
最近、眠くて眠くてどうしようもなくて、
1日ぼやーっとして過ごす日も多いので、
元気な時にやりたいことをやる!(そしてまた疲れる・・・)
という生活をしております、
ハイ。スタジオにお返しします。
おせちにおける、栗きんとんの意味
きんとんは「金団」と書くんだそうです。
文字のごとく、金運を呼ぶ縁起物なんですね。
「金団」は金の団子もしくは金の布団という意味で、転じて金塊や金の小判などに例えられ商売繁盛・金運・財運をもたらす福食として、正月のおせち料理の定番となったものである。 Wikipediaより引用
おせちにはぜーんぶ意味があるというけど、
知らないことばっかり。
息子にも教えられるように、覚えておきたいです。
栗きんとんレシピ。参考にしたのは「クラシル」
1分ほどの動画とともにレシピが紹介されているので、
作り方がイメージしやすくて、助かってます。
材料
今回は、掲載レシピの倍量で作りました。
・さつまいも 400g(中2本ちょい)
・栗の甘露煮 お好みで(私は1瓶・約20コ入りを買いました)
・くちなしの実 1コ
・砂糖 75g(元レシピの3/4です)
・みりん 大さじ4
・はちみつ 大さじ2
・塩 ひとつまみ
作っていきます!
1、さつまいもの皮をむき、2cmほどの輪切りにして、水に10分さらす(さらしている間に、息子と遊ぶ)
皮は気持ち厚めにむきました。
2、くちなしの実を砕く
くちなしの実、初めて買いました!こんな形!
「お茶パックに入れる」とありましたが、
置いておいたはずのお茶パックがなかったので、
しかたなくキッチンペーパーでくるんで、
しゃもじの柄でガンガンと砕きました。
3、鍋に、水気を切った1、2、水(分量外)を入れて中火で煮る(さつまいもの機嫌も見つつ、息子の遊び相手をする)
ゆでた後、どうしよう・・・と思いながらも、
砕け散ったくちなしの実も、えいやぁっとそのまま入れます。
5分ほどすると、こんなに黄色くなりました!
栗きんとんのきれいな黄色は、クチナシの実のおかげ!
これ知らなかったなぁ
4、サツマイモがやわらかくなったところで、お湯を切る
ゆでた時間は、20分ほどでしょうか。
心配していたクチナシの実については・・・
いったん、鍋の中身をザルにあけて、
そこからクチナシの実の残骸を取り除きながら
さつまいもを1切れずつ鍋にお返しする、
という大変時間のかかることになりました。
結論:お茶パックは無しでも大丈夫です
でも使ったほうが絶対に良い!!!
5、砂糖を加え、さつまいもをつぶしながら混ぜ合わせる
砂糖は、茶色い三温糖を使ったので、黄色は若干くすんでしまいました。
つぶしながら混ぜましたが、なかなかなめらかにはならない・・・
というわけで、裏ごし作戦決行!
この裏ごしが、なかなかに、とてつもなくめんどくさい!
全然終わらない!
6、息子に呼ばれたので、裏ごしを中断して、リビングへ向かう
さつまいもが気になりましたが、30分ほど放置。
YouTubeの力を借りて、さつまいもの元へ帰ってくることができました。
そして、なんとか裏ごし完了。なめらかになった〜
7、みりん・はちみつ・塩を加えて、練りながら弱火で熱する
ここまでくれば、もうこっちのもんです。
息子に呼ばれても、「ちょっと待ってや〜」でやり過ごします。
8、お皿・バットなどに広げて粗熱を取り、完成!
小皿に取り分けて、栗をのせていただきます!
美味しくできました〜!満足!
待ってくれていた息子も「おいちぃ!」と言いながら食べてくれました。
1歳9ヶ月の子守をしながら、栗きんとんを作ってみた結果
途中、何度か手を止められましたが、
2時間ほどで、なんとか作ることができました!
子どもがいても、作れます!
(レシピページには、40分、とありました・・・
まぁ、裏ごし頑張ったし、遊ぶ時間もあったし)
そのほかのポイントは、こちら!
くちなしの実・・・私が行ったスーパーでは、スパイス売り場に展開されていました。
くちなしの実を入れるお茶パック・・・無しでもまぁ大丈夫!
材料に、はちみつを使用しているので、1歳未満の赤ちゃんにはNGです!
冷蔵保存で2〜3日で食べきるように、とのことです。
手間がかかるけど、甘さも自分好みにできるし、買うよりも安上がり?
(手間賃と考えると、うーん、、、)
みなさんも、一度作ってみてはいかがでしょうか!!
私は、またさつまいもを買ってきたし、
くちなしの実はまだ2コ残っているので、あとは体力との相談です。